食欲と向き合う!【寝ている間】に脂肪燃焼で一石二鳥?
どーも
クエルポの中島です。
今回はダイエットの大敵である「食欲」と向き合ってみましょう。
【ダイエットには憑き物の食の欲について】
ダイエットと空腹は切っても切り離せない関係にあります。
空腹に打ち勝つことがダイエットを制する重要な鍵になることは誰しもが分かっていることでしょう。
では、「お腹が減ったー」と感じるメカニズムはどこにあるのでしょうか?
それは血液の糖(ブドウ糖)と血液の脂肪酸(遊離脂肪酸)が大きく関係しています。
血液中の糖が増えると、満腹ホルモンが分泌されて食欲が収まります。
血液中に脂肪酸が増えると、空腹ホルモンが分泌されて、お腹が空いてしまいます。
身体の中性脂肪が分解されて、エネルギー源として利用できるようにしたものが脂肪酸になります。
つまり脂肪酸が血液中に増えているということは身体の中性脂肪が燃焼しようとしているサインだということです。
【お腹がすいた=身体の脂肪が燃焼される合図】
ここで大切なのが、
お腹が空きはじめたということは身体の脂肪が燃焼する手前だということです!
そして、基本的に身体は飢餓に備えて脂肪を蓄えようとするということも頭に入れておかなければなりません。(今の時代飢餓で死ぬことはないのに…)
ここでお腹が空いたからといって胃の中に食べ物(エネルギー源)を入れてしまうと、せっかく脂肪が燃焼する手前だったのに燃焼されずに終わってしまいます。
空腹が始まってから20分程度時間が経てば脂肪酸がエネルギー源として各細胞に行き渡るので、自然と空腹も収まります。
だだ「空腹で20分も待てない」なんて声もあるかと思います。
ではどうしたらお腹が空いたと感じずに食べ物を我慢できるのでしょうか?
それは意外にも睡眠と運動が密接に関わっています。
【空腹感と睡眠】
まずは睡眠について
基本的に寝ている間は意識がありません。
なので、睡眠中はお腹が空いていても空腹感に苦しむ必要は無いのです。
「寝る前はお腹が空いて死にそうだったのに、起きたら空腹感がどっかいっていた」なんて経験があるかと思います。
これは就寝前から起床時にかけて副交感神経が優位になることで、エネルギーを細胞の中にストックします。
起床時は完全にエネルギーがストックされた状態であるため、空腹感が感じられないのです。
ではどのように各細胞にエネルギーをストックしていくかというと、主に2種類のルートが考えられます。
1つ目は「寝る直前に食べ物を摂ってしまった」時のルートです。
これは簡単に言うと食べ物が入って→胃腸で吸収されて→血液を巡って細胞にたどり着き→ストック完了の流れです。
余剰の食べ物のカロリーは身体の脂肪としてストックされます。
2つ目は「寝る前に何も食べなかった」時のルートです。
何も胃腸にないから→自分の身体の脂肪を分解して→エネルギーに変えて→血液を巡って細胞にたどり着き→ストック完了の流れです。
この2つのルートの決定的な違いは前者は食べ物のエネルギーをストックしている、後者は自分の脂肪を分解してストックしているかです。
つまり、お腹が減ったーと感じる時を睡眠のど真ん中に持ってくればいいのです。
寝ている間に脂肪が勝手に燃焼されれば、空腹感も感じずに朝を迎えることができます。
僕がオススメしている方法は
「寝る4〜5時間前までで固形物の摂取は終わりにする。」ということです。
そうすることによって胃に何も入っていない状態で睡眠に入れます。睡眠中の消化吸収に労力を使わなくて済むので質の高い睡眠ができるという利点もあります。
この空腹時の睡眠が血液中の脂肪酸を高めて脂肪の分解を促進してくれます。
寝る直前にお菓子を食べてしまったら寝ている間に脂肪が燃焼するどころか、そのお菓子のカロリー分脂肪が蓄積されてしまいます。
この差はかなり大きいですよね!
ただ、寝る前にお腹が空きすぎて眠れないから睡眠の質が悪くなるんじゃない?と言う声もあるかと思います。
そこで運動の重要性が出てきます。
長くなってしまいましたので次回の配信で【運動と睡眠の深い関係性】について掘り下げていきます。
今日が一番若い日です。
今から実行するか、明日でいいやと後回しにするかであなたの「美しさ」や「健康寿命」「老化スピード」は決まります。
勇気をもって出来る所からコツコツ無理せず始めていきましょう!