筋トレのメリットデメリット
どーも。
クエルポの中島です。
今回は筋トレをするメリット、デメリットをご紹介します。
【筋トレの健康面でのメリット】
1 脳&心臓疾患を予防する
筋トレをすることで筋肉のポンプ機能が高まります。
ふくらはぎが第二の心臓と言われている通り、筋肉には血液を心臓に戻す作用があります。
筋肉量が足りないと血液循環が悪くなり、末端冷え性やむくみの原因になります。
また、筋肉のポンプが作用しなくなると血液循環を心臓のポンプ機能に頼らざる終えません。
そうすると日常的に心臓に過度な負担を強いることになります。
さらに、筋トレの効果として血管年齢の若返りがあります。
加圧トレーニングなどで顕著に効果が現れますが、自体重の筋トレでもしっかり追い込めば効果はあります。
これは血管も筋肉同様に強い刺激が入れば強化されるということです。
血管も作りは筋肉と同じタンパク質です。
筋トレで適切なケミカルストレス(回数で追い込む)をかければ、筋肉がパンプし(膨らみ)ます。
これは、筋トレで二酸化炭素や乳酸などの疲労物質が筋内に溜まることで、それを取り除こうと大量の血液が流れることで起こります。
これにより血管内皮細胞が強化され、強くて壊れにくい血管を作り上げることができるのです。
2 筋トレは癌による死亡リスクを31%減少させる
ヨーロッパでの14年間にもわたる8万人を対象にした研究では週2回以上筋トレをしている人は全ての死因における死亡リスクが23%低く、癌による死亡リスクを31%も下げることが発表されました。
これは筋トレで筋肉がつくことで、基礎代謝や基礎体温が高まることが要因として挙げられます。
癌細胞は熱に弱いんです。
心臓が癌にならないのは心臓まわりの体温が高いからなんです。
肺や胃が癌になりやすいのは外界と通じているので、外気温を取り込みやすく温度が下がりやすい臓器である為だと言われています。
つまり、代謝の鍵を担う筋肉量が高ければ体温が高くなるので、癌になりにくいということです。
基礎体温が35°やそれ以下の人や冷え性の人などは筋トレをして筋肉量を高める必要があります。
WHOは予防医療として1週間あたり150分以上の有酸素運動と週2回以上の筋トレを推奨していますが、週1回の筋トレでも十分に効果はありますので、正しいフォーム、知識で行えるといいかと思います。
続いては、筋トレの精神面でのメリットについて掘り下げていければと思います。
筋トレは身体を鍛えているようで実は心を鍛錬しているのです。
【筋トレの精神面でのメリット】
1不安を解消する
日本人は世界的に見てもうつ病や不安障害に陥りやすい人種です。
これはセロトニンというホルモンの発現量の違いであり、日本人は97%の人が脳内のセロトニン発現量が少なくネガティブに物事を考えがちです。
そこで注目されるのが、運動です。
有酸素運動と筋トレを並行してすることで、不安の時に高まる心拍数を抑えてくれるのです。
また、幸せホルモンのセロトニンやβエンドルフィンを増加させて精神を安定させることも分かっています。
2仕事の効率が上がる
身体づくりのプランを考え、目的に向かってトレーニングメニューをこなしていくということは仕事においても同じことが言えます。
仕事の目標を達成させるために、自分にノルマを課してプランニングしていくことは筋トレと似ています。
筋トレをすることで
「計画を立てる能力」
「それを実行する努力」
「計画通りにいかない時にそれを修正する能力」
が養われます。
しかも、筋トレで追い込むことより辛いことなんて人生でそうそうにありません。
辛さの最大閾値を上げるのも精神を鍛える筋トレのメリットかもしれませんね。
仕事においてもやりたくないけどやらなくちゃいけないことなんかがあると思います。
ただ、目標達成のためには避けては通れない。
だから、日々のやるべきことをコツコツこなしていき、少しずつでもいいからその目標に近づいていく。
これはまさしく身体作りそのものです。
目標の身体を手に入れると自信がつきますし、筋トレ以外のことでもやればできる気がしてきます。
身体作りは正しく努力した分だけ結果が出ます。
運やまぐれなんかはありません。
ただ、パーソナルトレーナーがついているからトレーナーが理想の身体にしてくれると思っていると身体作りは成功しません。
正しい方向に向かって先導するのがトレーナーの役割で、目標に向かって歩き出すか歩き出さないかはあなた次第です。
トレーナーはあくまでもその人のモチベーションを高める、トレーニング計画を立てる、目標に応じたアドバイスをすることしかできません。
「よし!今やろう」
「理由を見つけてまた後で」と思うのも結局は自分の意思です。
筋トレのメリットは計り知れないほどあります。
続いては筋トレのデメリットについてです。
【筋トレのデメリット】
1辛いから続かない
なぜ筋トレは続かないのでしょうか?
スポージムに入会しても1ヶ月行くと大体の人は行かなくなります。
ジムの8割強は空払いだと言われています。
どうゆうことかというと、10人中8人が入会したものの、退会するのが面倒だからそのままお金を払い続けているという現状です。
勿体なさすぎます。
スポーツジムの目的はお客さんを入会させることです。
その後のフォローはありません。
勿論、入会して適当に運動しているだけでは身体が変わる保証などありませんし、行かなくなってもジムから連絡なども来ません。
では、辛くて面倒臭いけど効果絶大な筋トレを続けるための方法を科学的にご紹介します。
三日坊主の人が「意思が弱い」などとよく言われますが、意思とは何でしょうか?
オーストラリアの大学の研究によると
「意思は無限にあるわけでなく、限りある資源」という定義を示しています。
疲労困憊までトレーニングをすると、いずれバーベルを持ち上げられなくなるのと同じように、意志力も負荷をかけ続けると消耗してしまい、少しの誘惑にも抗うことができなくなってしまうのです。
仕事が忙しかったり、人間関係に疲れて意志力を使い切っていると、ジムに行く時間がきても、ついついテレビやスマホを見てゴロゴロしてしまうのは、意志力が消耗しているからなのです。
なので筋トレをする&続けることは意思の強弱は関係なく、うまく意思をマネージメントすることが大切なのです。
具体的なマネージメント方法は
世界中で効果が実証されている「イフ・ゼン実行プラン」です。
これはもし~したら、その時に~するということを計画しておくのです。
まず、筋トレを拒むものをリストに挙げておきます。
人それぞれかと思いますが、テレビやスマホ、ソファー、お風呂、ベット、お酒などが挙げられるかと思います。
そしてイフ・ゼン実行プランに従って、
1 帰宅したらテレビはつけない。
2 コーヒーを準備して入れ終わるまでは携帯を見てもいいが、ソファーには座らない。
3 コーヒーを入れ終わったら携帯は閉じる。
4 コーヒーと水、プロテインを持って筋トレに向かう
という感じで、筋トレまでもっていく道筋をプランニングして、その通りに行動しましょう。
まとめると、筋トレを続ける秘訣は
意思は有限なので、筋トレ以外の人間関係や仕事で意思を使い切らないようにゆとりを持って意思のマネジメントをすること。
筋トレまでの道筋を習慣化して、これしたらあれするのイフ・ゼン実行プランを立てること。
この2つです。
ちなみにクエルポがこれだけの人気(自分で言う笑)とボディメイク成功率を達成できるのは、出張型だからです。
ジムに行くのにはかなりの労力&気力が必要です。
しかも、ジムに通って頑張っても「痩せる」「筋肉がつく」保証はどこにもありません。
なぜなら筋トレのやり方が間違っているからです。
ジムのトレーナーさんはアルバイトや無資格者も多いので、間違えも修正してくれませんし、運動プランも作ってくれません。
それどころか筋肉の硬さや骨の位置などを確認せず(コンディショニングをせずに)筋トレを頑張ってしまうと、筋肉の硬さを助長したり歪みを増大させたりしかねません。
つまり、健康のために筋トレをしているのに、むしろ痛みや歪みを悪化させてしまうことに繋がりかねないということです。
出張型はトレーナーが出向くので、トレーニングをしない言い訳を作れません。
時間になったらご自宅でトレーニングを始めざるおえないので、もちろんボディメイク成功率も高まります。
また、生活習慣に根付いた運動ができるようになるためリバウンドも防げるのです。
以上「筋トレのメリットデメリット」でした。